地球や惑星についての科学を楽しんでもらうために、学校や科学館や家庭で、地球や惑星を立体的に表示するプロジェクトです。京都大学大学院理学研究科地球惑星科学専攻(リーダー:齊藤昭則)が中心になって進めています。
機材の貸し出しも行っておりますので、興味がある方は info@dagik.org または info_dagik@step1ku.kugi.kyoto-u.ac.jp までお問い合わせ下さい。
球形のスクリーンに、PCプロジェクタで地球や惑星を投影します。通常のパソコンとPCプロジェクタを使うので手軽に立体的な地球と惑星の表示が出来ます。地球などの立体的な物を地図の様な平面で表示すると必ず形が歪みますが、立体で表示する事で正しい形で表す事が出来ます。マウス等のコントローラーで自由に回して見る事が出来ます。詳しくは「利用の様子」をご覧下さい。
WindowsとMacで動く表示ソフトを提供していますので、教育目的には無料でご利用いただけます。また球形スクリーンなどのハードウェアの情報提供や貸し出しもしています。ハードウェア、ソフトウェアともにオープンなシステムですので、小さいもの(直径8cm)から大きなもの(直径16m)まで、どこでも手軽に地球の立体展示がされる事を目標としています。
システムは、文部科学省の宇宙利用促進調整委託費(参画機関:京都大学[理学研究科、情報学研究科]、情報通信研究機構、国立科学博物館、静岡大学、静岡科学館:平成21-23年度)、宇宙航空科学技術推進委託費(参画機関:京都大学、情報通信研究機構、静岡大学、宇宙航空研究開発機構:平成25-27年度)、宇宙航空科学技術推進委託費(参画機関:京都大学、情報通信研究機構:平成29年度-31年度)の援助を受けて、将来の宇宙地球科学・宇宙開発に携わる人材育成を目的に開発されています。
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