できあがった円筒形惑星儀は、「今日の惑星と月の位置」で惑星の位置を調べて、並べます。
並べた惑星がその時間帯の空に本当に見えるでしょうか?実際に夜空を見て答え合わせしましょう。
「今日の惑星と月の位置」は1970年から2070年までの惑星の位置を調べられます。
① 準備するもの
円筒型地球儀用シート、ペットボトルのキャップ2個、テープ、両面テープ
キャップは大型のものではなく直径約3cmのものを使って下さい。外国製のものはサイズが大きい場合がありますのでご注意ください。
両面テープの代わりにラベルシートに印刷してもよいです。
② キャップの貼り合わせ
2つのキャップの開いてる方を合わせて、テープで貼り合わせます。
側面全体を覆うようにテープを巻くと、キャップの凸凹が目立たなくなります。テープはセロハンテープでも良いですが、ビニールテープの方が伸びるので貼りやすく、凸凹も目立たなくなります。ただし、ぐるぐると何回もまくと側面シートの長さが足らなくなるので、注意してください。
もし片方のキャップが大きくてサイズが合わない場合は、小さい方に合うキャップを探してください。
③ シートから大雑把な切り取り
円筒型地球儀用シートから、作りたい地球儀の上面、下面、側面の画像を少し周りを残して切り取ります。あとで切り直すのでここでは、ギリギリに切らなくて良いです。
④ 両面テープの’貼り付け
それぞれの裏面に両面テープを画像の端から少しはみ出るくらいにして、2列貼ります(幅が15mmの両面テープの場合。幅が10mmならば3列になります)。側面の方は中央に隙間ができても構わないです。
⑤ 画像に合わせた切り取り
シートの画像に沿って、上面と下面は丸く、側面は四角く切ります。少し重なるようになっていますので、白い部分が残らないように少し内側を切ります。
⑥ 側面の貼り付け
まず側面の両面テープのはくり紙をはがして、キャップに巻きつけて、貼ります。シートの中央をキャップの境目に合わせます。上下に少しはみ出すくらいになります。上下に同じくらいにはみ出すようにしてください。
もしキャップが大きそうな場合は、貼り付ける前に合わせて見てください。一周して隙間が開く場合はキャップが大きいので小さなキャップを手に入れて、やり直してください。
⑦ おさえる
上下のはみ出た部分と側面の浮いてる部分を指でおさえて密着させます。
⑧ 上面の貼り付け
上面を貼ります。側面と上面には黒い短い線が描いてあるので、それが合うようします。地球の場合ですと北アメリカの左側にあります。
⑨ 下面の貼り付け
下面を貼ります。こちらは、白い短い線を合わせます。⑧の上面の黒い短い線の下にあります。側面のロゴとタイトルの下あたりにあります。
完成です。
側面は南緯55度から北緯55度までの範囲が描かれています。経度線は上下方向の直線、緯度線は水平方向の直線になっていますが、キャップのサイズの制限から、縦と横の比がおよそ10:9と少しだけ縦長になっているのでご注意ください。
上面は北緯48度から高緯度が描かれています。緯度7度分が側面と重なっているのは切り取りズレとキャップの高さが一定でないための余分です。
中心が北極点で、緯度線が等間隔の同心円になっています。上面の緯度線の1度の長さと側面の緯度線の1度の長さがおよそ10:9となっているのもキャップのサイズの制限からです。経度線は中心から放射状の直線になっています。
下面は南緯48度から高緯度が書かれています。中心が南極点で、緯度、経度の描き方は上面と同じです。
サイズは、高さの高いキャップに合わせているため、高さの低いキャップだと少し、側面の上下があまりがちになるかもしれません。直径は3cmを想定しているので、大きなキャップだと隙間ができます。貼り付ける前に側面のシートを当てて見て、隙間ができないか確認してください。